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No.1の人のための声の出し方、話し方トレーニング。"声戦略"トレーナー梶田香織@プレゼンジャパン

一番やトップにふさわしい声の出し方、テレビ・ラジオ出演時に必要な好感度の高いわかりやすい話し方等トレーニングを行います。スポーツ、芸術、学問等どんな分野でもNo.1取得者やトップまたはそれをめざす方もOK。持ち前の絶対音感で、声を聞き骨格や舌の動き癖を把握し、即効性高いレッスンが可能です。動画ナレーションやインタビューでPRのサポートも!声戦略トレーナー・七色の声のナレーター梶田香織のブログです。

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参加者募集!コミュニケーション力・プレゼン力を圧倒的にUP!プロのスゴ技

日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ」に今年も出展致します。

そしてこれまた今年も、初日の最初! に出展者プレゼンテーションでプレゼン致します。

詳細はまずはこちらの専用ページをご覧ください。


毎年非常に多くの方にお申込いただき、ここ数年、満席の立ち見状態でご迷惑をおかけしているため、
今回は、新たに設置された100名収容会場(前回まで50名)にて行わせていただきます。

例えば、コミュニケーションや接客力をあげるためには、笑顔が大事、言葉遣いに気をつける、明るく話す、
なんてことは「やってます!」という企業様も多いかと思います。

でも、私が”話し方”や”物を伝えるプロ”の立場から見ると、
え、このレベルが「やってます!」ということですか?
と思うことがとても多くあります。

個人でスキルアップしたい、という方にも、
自分が思う「やっています」と、他の人から見た時、または企業として打ち出したいレベルは
どれくらいなのか、そして、それをするには、どうしたら良いのか。
企業様であれば従業員様に

「もっとハッキリ明るい声で!」では無理なのです。

それをどう伝えたら良いのか・・・、
そんなトレーニング法などをお伝えします。

詳細・お申込みはメッセナゴヤ出展 プレゼンジャパン専用ページからお願い致します。

少しでもお役立ていただければ嬉しく思います。
皆様にお会いできますことを楽しみにしております。



| お知らせ(放送 他) | 09:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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高圧的に聞こえるかどうか。声や話し方が訴訟問題に発展する?事例

このところ、スポーツ界の指導者と指導を受ける側(今回の場合は選手)のトラブルが続いていますね。

特にいまちょうど話題になっているのは、体操界。

その事実やその結末がどうか、というのは別として、
このところ、会話がよく「録音」されるようになってきた気がします。

何かのときの証拠となる、ということからですね。

悲しいかなこういった録音が、何かの証明の働きをするときは、
だいたいは、「何を言ったか」の、発言の有無を確認するためのものです。


しかし、今回の体操界で今問題になっているのは、
「圧力を受けたかどうか」 ですね。

『その録音内容を聞けば、高圧的なパワハラではないことを理解してもらえる』

と、指導者が言っています。


録音という音だけを聞いて、どれくらいの人がどう感じるか、どう受け取る言い方がされているか、ということですね。



まさに、いつもトレーニングや研修の際にお伝えさせていただいている、
だけ聞いてどう感じるか、です。」
ということです。

この録音を証拠として提出され、ほらね、高圧的ではないでしょう?と
同意を求められた場合、
「10人が10人とも」と私がよく言うフレーズまではいかなくても
ほとんどの人が、「ほんとだ、高圧的ではないよね」と、答えるのであれば、
高圧的に感じたのはその話していた相手が勝手にそう受け止めた、となるでしょう。

ただ、「これは高圧的だよねぇ、なんか攻められてるかんじがするよねぇ・・・」
と感じる人が多かったら・・・。


脅迫は、脅迫されたほうが脅迫と感じたかどうかで、
脅迫(と思われるような)言動をした方がどうこうではない、といわれます。

話し方もそうなのです。

講師陣が、普通の言い方をしていても、
「この言い方でわかるよね?」というような解釈と受け止められたら、
それは、脅迫、高圧的、ととらえられてしまいます。

また、指導者は、意図的に、強い口調で言うときもあるでしょう。
なんでもかんでもやさしく伝えていたのでは、本気度や真剣さが伝わらないこともありますし。

でも、もちろん、そこに、信頼関係がしっかりあれば、たとえ高圧的に感じても
悪いほうに受け止める誤解に発展することはないでしょう。
なので、信頼関係を気づけているか、が実は重要です。

信頼関係が気づけていない、またはどちらかというと悪い、または
初対面、という場合は、相当気をつける必要があります。
感じ方がまったく人によって異なるからです。


ちょうど昨日のプレゼン研修でもお伝えしたばかりですが、
「気持ちが伝わる言い方は、よっぽど、自分で思うほどもっと大げさに
表現しないと、聞き手にはあまり伝わらない。
普通の言い方に感じたり、変えているつもりでも変わったようには受け止めてもらえない」のです。

なので、その場合は、「10人いたら10人ともが、こちらが伝えたい感情どおりに伝わるくらいの表現をしてください」
とお伝えしています。
10人全員に伝えようと思ったら、全員でなくてもほとんどの人を網羅できる率が高まります。
これを、7~8人でいいかな、というレベルにすると、
半数以下になる率も大きく高まります。
となると、結果的に、思ったのとは違う受け取られ方をする、ということです。


ちなみに、こういったことは、
長年ナレーターという仕事をさせていただき、痛感してきたことです。
それが非常に重要で、どれほど全力で取り組まなければいけないか、に気づかせてくださったのは、
20年以上のナレーター経験の中で一緒に仕事をさせていただき、ご指導くださった
プロデューサーやディレクターの方々のおかげです。
本当に感謝しています。
(けっこう私は、誰が何を言った、というのを覚えているタイプなので、
あの番組のときにはこういう喋りを、とオーダーを受けた、あのCMのときにはこういったアドバイスをいただいた、
と、細かく覚えています(笑))






さて、あの、ちょうど今夜のニュースで話題になっているあの音
高圧的に感じるか、感じないか。

皆さんはいかがでしょうか。
10人の人に聞いたら、感じる、感じないの割合はどうなるのでしょうか。


話し方が、訴訟問題に発展した、またはしそうな事例ですね。


いずれにしても、
いくら目の前に話す相手がいたとしても、
耳で聞いたときにどう感じるかが重要なんです!!!
と、かなり強調して常にお伝えしている意味について、
今回のようなマイナスの事件が、立証例となるのは、とても残念です。






| 気になる声・話し方・言葉 | 22:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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妃海風さんのナレーションが素晴らしい!

もとタカラジェンヌ・妃海風さんが、今朝のTV番組で
ご自分で訪れ、リポートしている映像に、ナレーションをされていました。

とっても素晴らしいナレーションだな~、と思って見ていました。

宝塚ご出身の方はもちろん、100%全員が、発音がきれいなのですが、
ナレーションも上手かどうか、というとそれはまた別の力なので、大きく別れます。

俳優さんとして台詞を話す、というのともまた、ナレーションは違いますし。
俳優さんのセリフのような語り口調のナレーション、というものもありますが、
映像をしっかり説明するナレーションとなるとまたちょっと異なるのです。

(この違いが、どういう話し方をする違いなのか、というのは
ナレーターじゃないとわからないよね、とよくナレーター仲間と話したりするのですが、それで良いと思っています。
ただ、聞くとほとんどの方に違いは感じ取っていただけます。
なんとなく合わない、なんとなく違和感がある。となるからです。

この、なんとなく、の違和感を絶対に感じさせないようにするのがナレーターの役割。自然に映像にのめり込んで気分が盛り上がってしまう、が理想。)

妃海風さんは、発音がきれいで聞き取りやすいのはもちろん、
音のハギレや抑揚、そして映像にピッタリ合った華やかさ・・・

とっても素敵!

映像の、ヨーロッパの町並み散歩。一緒にウキウキしながら歩いてる気持ちになってくる。

かわいらしく、品格があり、華やかさもある、
ず~っと聞いていたいナレーションです。

こんなにナレーションが好きになる芸能人の方って、私にとっては珍しい。








| あの人の"メディア声"&トーク力 | 09:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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サンドイッチマンの「病院ラジオ」(NHK)が素晴らしい!

いまNHKテレビで放送されている、サンドイッチマンの「病院ラジオ」がスゴい!

http://www4.nhk.or.jp/P5022/x/2018-08-19/21/5394/2572091/

素晴らしい企画!泣けちゃう。

特にラジオは、自然におしゃべりができる、自分の思いを話しやすくなる不思議な効果がある。
テレビはなぜかかしこまり、どこか着飾っちゃうけど、ラジオはちょっぴり素直になれるのだ。


話す、ってすばらしい。


「話す」ということが、人の心をあたたかくすることや、
その大切さ、話す力の大きさを、とても感じる。

おこがましいけれど、私も、いままで多くの方のおかげで身に付き蓄積され身に備わった「話す力」を
こんなふうになにか、人のために活かしていきたい、
と日々いつも思っている。

そう思うと、この番組を見ていると泣けてきた・・・


ガンバロウ!

#病院ラジオ

| 梶田香織&こだわり | 09:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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話す力と人の命の関係

私の事業の理念は、

「笑って話せる人を世の中に増やし、平和な世界にする」

です。

平和な世界にする、という言葉はスケールが大きすぎたり、
よく聞くフレーズなので、
かっこよく言ってるだけでしょ?きれいごとでしょ? 
というような雰囲気に感じる方も多いかもしれない。といつも思う。

でも、色々考えるとここにたどり着く。

その思いは。


ちゃんと話してみることができたら、人を殺めてしまうことも、その被害者になってしまうこともなく、
平凡(こそが実は”有り難く(=貴重)”素晴らしいと私は思っている)で平和に暮らせたかもしれないのに。
と思うことがあるな、と感じるから。


日々の小さなトラブルもしかり。

だったら最初からそう言ってよ。
って思うことがあったり、
ちゃんと言わないから誤解が生じて、気持ちや方法がズレ、大きなトラブルにもなる。


私は、喋りのプロにでもならない限り、
"上手に"話す、なんて気にしなくて良いと思っている。

自分の思いを言う。
相手の思いも聞く。
相手の思いや気持ちも考えながらまた自分の思いを言う。

そんな、「話す」ということに、
苦手意識や恐怖感がなければ、話し合ってわかることがきっと多い。

上手く間違わずにはなすならロボットが話す。
でも、相手を説得したり誤ったりするときに、
ロボットに話させても人の心はきっと動きにくい。
生で、自分の声で話すから、きっと相手の心が動く。


これを言うと相手が嫌がる、喜ぶ、
相手の気持ちを汲み取る、
相手がどう感じているかを感じ取る・・・

こういったことは、何度も何十回も人と会話をすることで
感覚的に養われていく。
話しにくいことをどんなふうに話すか。
どんなふうに話したら喜んでいただけたか。
時には、相手を怒らせてしまうことがあっても、
どんな言い方をしたからいけなくて、
どんなふうに謝ったら相手が許してくれたか。

そんなことを体得していく。

さらに大切なのは、相手の話を聞くことで、
相手の使うフレーズがまた自分が話すときに生きてくる。
いわゆるボキャブラリー。
こんなときにこんなふうに言われたら嬉しかった。
こんな言い方をされたら思わず怒っていた気持ちが消えちゃった。
など。

こうして、話す力は養われていく。
相手との関わり方も、こうして話さなきゃ養われない、と私は思っている。

だから、「話す」のが大事なのだ。

まずは自分の思いを言ってみる。
そこからいわゆる、会話のキャッチボールが生まれ、
前述の「体得」につながっていく。

そしてこの体得は、小さな頃から始まっていたほうが断然良い。

(ちなみに、上手く話したい、という人は、その上で、
聞き取りやすい声、滑舌の方法、言葉の使いまわしや伝える順番、等
技術を身につけていけば良い。)




横浜で入院中の患者さんが亡くなったニュース。
容疑者は「患者が亡くなった際の遺族への説明が苦手で・・・」と。

話すことが苦手、ということで、全然関係ない人の命がなくなったのか・・・。



| 梶田香織&こだわり | 23:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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