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No.1の人のための声の出し方、話し方トレーニング。"声戦略"トレーナー梶田香織@プレゼンジャパン

一番やトップにふさわしい声の出し方、テレビ・ラジオ出演時に必要な好感度の高いわかりやすい話し方等トレーニングを行います。スポーツ、芸術、学問等どんな分野でもNo.1取得者やトップまたはそれをめざす方もOK。持ち前の絶対音感で、声を聞き骨格や舌の動き癖を把握し、即効性高いレッスンが可能です。動画ナレーションやインタビューでPRのサポートも!声戦略トレーナー・七色の声のナレーター梶田香織のブログです。

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ベテランアナウンサー、キャスターまでが「を」入り

以前にも書きましたが、さらに広がっているようで、どうしましょ・・・(困る)という件です。


長くなるので、日本語や、話す、ということに興味がある方だけお読みいただければと思います。
(そうじゃないと、ただの口うるさい人、と思われてしまいます・・・(^^;))


「を」入(い)れ言葉。
(と言われているようですが、「を」入(はい)り言葉、の方がちょっとユニークでこっちの方がいいな。
耳への響きの問題ですが。)

そう、「を」は必要ないのに入れてしまう表現。「さ」入れ言葉と同じですね。


以前から気になると書いていたのは、テレビなどでよく聞く

お届けを、しております。
お伝えを、しております。
来週は○○について、を、お送りを、致します

「を」は要らないです。


お届けしております。
お伝えしております。
来週は○○についてお送りします。

で良いのです。
喋り手のリズムとして、「を」を入れるとそこで一旦、
休憩できるのです。
例えば「せ~の、ジャン!」と皆で息を合わせるときに、
「の」の後でちょっと間が入りますよね。

これがあると息遣いが楽なのです。
一続きで喋るとちょっとだけ窮屈さを感じます。
とても微妙なことですが。


アナウンサー、ナレーター、声優、朗読をする人
は、話し方のお手本、とされます。
特にアナウンサーは。特にNHKのアナウンサーは。

それは、アクセントや、共通語か方言か、は、
NHKが出している辞書を元に正解を確かめるからです。

その辞書、アクセント辞典といいますが、それは、
NHKのアナウンサー何十人もが表現に違和感を感じるか感じないか、
の意見を大きく取り入れ、
現代の共通語の(正しいとされる)アクセントが決定され、辞典に表示されるので

当然、NHKのアナウンサーは徹底してそれが訓練され、
放送で話している、とされている(思われている)のです。

そして、どの放送局もナレーターも、そのアクセント辞典を頼りに、共通語やアクセントを学んでいきます。


でも、そのような、一般の方から話し方のお手本となるアナウンサーが、
正しくない日本語をバンバン使えば、いつしかそれは、正しい日本語とされていきます。


私は、ナレーターであるため、まず基本としては、アナウンサーさんと全く同じ技術
つまり、聞きやすい声で聞き取りやすい発音で共通語のアクセントで話す、
といのは、当たり前田のクラッカー(若い人には通じない(笑))級にできて当然。
それ以外にいかに、感情への伝え方を表現できるか、です。

なので、まずは正しく日本が話せる、というのは必要とされる力。
まして、自分が知らなかったり間違って、この人、プロなのに勉強不足だな~
と思われるならまだ自分自身の責任で済みますが、
いま私は、声優やナレーターなど、プロの話し手になろうとする人たちを指導させていただいています。
正しい表現を指導者が教えないと、話し方のお手本となるプロたちが、
全然お手本にならなくなってしまいます。


そういった点で、常に自分の使っている表現が正しいかどうかをジャッジしながら話していかなければならない。

ということを、話すプロとしても、講師としても非常に意識しています。



でも。
ベテランのアナウンサーさんも、例えばさきほどニュース番組で
「○○さんと、お会いをして・・・」と。

いやいや、そこは
「○○さんと、お会いしまして」
ですよね。と思うのです。


キャスターや司会者さんならまだしも。

同じ話す仕事の中でも、キャスターはプロの話し手のトレーニングを受けていなくても、
タレントやスポーツ選手など別の業界から就く職種でもあり、
司会者さんも、話すことが好きであったり流暢に話せればできるため、
共通語やアクセントまでは厳密に注意や指導されることはそんなにないのです。
また、パーソナリティーが重要視されるため、アクセントや日本語の正しさはちょっと二の次になります。

司会やキャスターは、よっぽど意味が違ってしまわなければ、雰囲気や流れや大事なので、
そんな小さなことは気にせず話し続けます。
ナレーターは、アクセントや助詞の使い方が一つでも間違えば、必ず
録音し直したり、台本を修正して読み直しです。アナウンサーも。

この違いはナレーターや司会、リポーターなど、いろいろ経験してみて私が感じていることですが。


なので、どこを、正しい話し方のお手本にすれば良いの? となったとき、
やはり、アナウンサー、または、元アナウンサーのキャスター、ではないかと思います。
そこが壊れたら日本語がきっと破滅します。


でも、前述のような「を」が入る、ということが多々有り、
NHKのアナウンサーさんでも若い方は、あきらかに間違った(と今はされている)アクセントでニュースを読んでいます。

しかも、その人はずっとそのアクセントのまま。
局内で、先輩アナウンサーに注意されないのかしら、、と思います。
(ちなみに先輩アナウンサーは正しく話しています)


言葉も生き物で変わっていきますし、
アクセントなんていまどきどうでもいい、若い子なんて気にしてないし。
とも言われます。
これには私も賛成!若い子向きの番組だとかえって若い子達のアクセントに合わせたほうが良いですし。

要は、常に目的に合わせてコントロールできる、ということが重要。


で、コントロールするには、どちらも、正しいほうも正しくないほうも、
崩さない表現も崩した表現も知っていなくちゃいけないため、
指導者としては、正しいものを教えなくちゃいけない義務と責任があると思うのですが・・・

これだけお手本が乱れてくると、指導しにくいな~。
というのが本音です。どこまで細かく言えばいいのか・・・。

これって、躾のジャンルと同じですよね。

細かく言うとうっとうしがられる。
でも、必要とされるときには必要とされる。
そのとき、いつもやっていなくてもできるのは知っているから。
知らないとやれない。
やれないと、やれる人との差が出る。
それが時に、一つの仕事をまかせてもらえるかもれないかに影響する。

例えば、位の高い方も集まるところには、行かせてもらえない、呼ばれないですものね。


どんなことでもグレードが高くなればなるほど、細かなプロフェッショナルな技術が求められるものです。

学生の皆さんには活躍していただきたいので、とても細かいところまで伝えています。
そしてよく、「どこを目指すの?」と問います。
ちょっと喋りが上手い人、を目指すのか、トップレベル・一流の話し手、を目指すのか。
自分が目指すレベルに応じて、聞いたことを取捨選択すれば良いですよ、
とりあえず、伝えるだけは伝えておくわね、とも。

将来恥をかかないように、一流となり、お手本とされるくらい活躍できるよう、
私の知っていること、伝えられる技術、判断する耳の力の鍛え方、などは精一杯伝えていきたいと思います。


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