No.1の人のための声の出し方、話し方トレーニング。"声戦略"トレーナー梶田香織@プレゼンジャパン

一番やトップにふさわしい声の出し方、テレビ・ラジオ出演時に必要な好感度の高いわかりやすい話し方等トレーニングを行います。スポーツ、芸術、学問等どんな分野でもNo.1取得者やトップまたはそれをめざす方もOK。持ち前の絶対音感で、声を聞き骨格や舌の動き癖を把握し、即効性高いレッスンが可能です。動画ナレーションやインタビューでPRのサポートも!声戦略トレーナー・七色の声のナレーター梶田香織のブログです。

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しっかりした話し方に年齢は関係ない

ナレーター、という仕事をずっとしてきたので、
正確に話す力、ということに非常に関心を持っています。

この、正確に、というのは、単に聞きやすい声ではっきりとした渇舌で話す、ということだけではありません。
共通語のアクセントで話す、ということも重要。まず、これが基礎。

そして、
原稿や台本を読んでいても、読んでいるようにではなく、聞いている人が、
話を聞いているように感じるように読む、または話す。ということ。
それには、リズムや抑揚が、自然である必要があります。
どんなに読みにくい原稿でも、どんなに言いにくい文章でも。

ここまでがアナウンサーさんも含め、
話すことを仕事とするプロの人になら、
「正確に話せる」ということの中でも当たり前のレベルです。

この時点で、音が欠ける・・・例えば、
「ありがとうございます」が、「ありあとうございます」となったり、
「(○○を)食べているときに」が、「「食べてるときに」となったりすることがあるのは、
本来ならNGなのですが、
それは、原稿や台本ではなく、自分の思いを自分の言葉で話している、いわゆる
フリートークと言われる部分であれば、かまわないでしょう。

その場を楽しく面白くする目的で話す場合、特にさきほどの例のうち、
後者のようなことまできっちり気にしすぎると、
どうしてもキッチリ感が抜け切らず、いまひとつ、雰囲気にバリアができることが多いためです。

重要なのは、それをきちんと自覚して、今はこういう、今はこうしない、と
コントロールしていること。無意識で話していない、ということがプロとして重要です。


さて、何はともあれ、音を欠かすことなく、正しく話せる、の"あたり前級"がここまで。


そしてさらにここに、表現力、というのをいかに表していけるか、が
ナレーターや、声優さんに求められる力です。

台本や原稿をキッチリ読むのは当たり前。
その上で、例えば「ありがとう」という5文字を、
どれほどの感謝の気持ちがこめられたように言うか、といいますか、聞き手に聞こえるか、
は、話し手の表現力で決まります。

もちろんそれだけでなく、テンポや音(声)の押し引きによる圧迫感や弱弱しさ、
やわらかさやトゲトゲしさなども表し、
番組の解説のナレーションなら、映像よりも勝ってしまって声(ナレーション)がメインになるようにではなく、

映像に補足するように、出過ぎない(感じさせすぎない)なめらかで、
まったく違和感無くするすると耳に入る
でもしっかり耳に一音一音入る音(声)で話す、ということができる必要があります。


例えばニュースは、ナレーションではなくアナウンスなので、
声(音)がメインです。どちらかというと映像がサブ。
聞き手の感情をうごかす必要も無く、逆に動かしてしまってはいけなくて、
音がしっかり耳に入ってくることが最重要視されます。

ナレーターでも、アナウンサーのように話すことを求められる場合は、
そういった話し方をします。

ナレーターは、その作品やその場に合ったディレクターやプロデューサー、
またはスポンサーの方々から受けるオーダー(雰囲気や聞こえ方、感じ方の指示)の通りに
話す(または読む)ことが必要とされるため、
はっきりと正確に話すだけではなく、口から出る音のすべてを、
”感じ方”まで計算してコントロールする力が必要になるのです。


ナレーションがすべてではありませんが、
この、職人の仕事(と私は思っています)ともいえるような、
ナレーションができる、またはナレーションのように台本を読んだり話したりできる力は、
いったい何歳くらいからできるのだろうか、
と、いつも検証したいと思っています。

そのため、夏休みや冬休み等の、子ども電話相談室など、
子ども達が出演して話す番組等を良く聞くようにしています。

そうすると、小学校1年生でも、本当に、ちゃんとした敬語で、
ですますを使いこなし、語尾まではっきりいえる子がいます。
小学生未満でもいます。

ところが、小学3年生でも、小学5年生でもできない子もいます。
質問をする大人のほうが、なんとか聞き出そうと必死になることも。

小学高学年になったら恥ずかしさも出てくるので・・・
といわれがちですが、
それを、そう言って許してよいときと、許してはいけないときとあるはずです。

他人である大人に対して話すときや、増して、
テレビやラジオで流れることがわかってそこに申し込んでくるわけですから、
ハッキリ話すことくらいはちゃんとできるようにしてあげないと、
その対応をする大人のほうが困り、放送を聴いているほうも、イライラが募ります。
もちろん、ある程度はかわいいので、まぁそういう年齢だもんね、とほとんど私も
そう思って聞いていますが。

ただ、何歳くらいからハッキリ話すことを意識させてあげることができるのかな、
と考えて聞いていると、
やはり、幼稚園の子でもハッキリ話す子は話すので、
やはり教育だと感じました。


そして、このところ、子役の小林星蘭さんや、芦田愛菜さんが番組のナレーションをしています。
二人は現在、13歳。

13歳で、先ほど書いた、プロの話し手として、
当たり前に正確に話す、ということをきちんとこなし、
さらにナレーションに必要な表現もし始めています。

13歳でもこれくらいできるんだな、と、思いました。
逆に、これくらいの話し方を13歳に求めたら、やる子はやるんだ、とわかり、
今後、子ども達への話し方の指導をさせていただくときにも非常に参考になりました。

え、子どものうちからそこまでしなくても。。。
という声もあるかと思います。

でも、声の出し方は音なので、音への感覚は、小さなころに養わなければ
大きくなってからでは、修正する、という作業になります。
それまで適当に言っていた不明瞭な「ら」が、その子の発音になっていたら、
それじゃなくて本当は正しいのはこっちの「ら」だよ、このやり方でこれから言おうね。
と、今まで使っていたものを変えるよりは、
最初から正しい「ら」を教えて発音できるようにしてあげたほうが
苦労しなくてすむはずです。

声や発音、話し方の印象は、何も外部から手を加えなければ、
良くも悪くも、親にそっくり、になります。
親が自信もって、聞きやすくてきれいな発音で感じよく話し、
お子さんにもそれが生き写しのように受け継がれている、というのであればそれがもっともすばらしく、理想的です。

でも、ちょっとでもお子さんの口調で気になることがあるのであれば、
年齢は関係ありません。早ければ早いほど、お子さんはどんどん吸収し、
きれいにしっかり話せるようになることでしょう。


だって、そうしたくて皆さん、お子さんに英語を速く習わせたいんですものね?
発音がネイティブに近くなるよう、耳から覚えられるように、等。



日本語は? 





ちなみに。
俳優さんは、あまりパキパキハッキリ話すのが良いとは限りません。
雰囲気がなくなってしまうので。
でも、パキパキと話すことができる人は、リポーターやMCも務めるなど仕事の幅を広げていかれます。

なので、私が話し方のトレーニングをさせていただく際の考え方としては、
その場や目的に合わせて、どんなふうにでも話せる(音=声が出せる)のが理想的なので、
音(声や渇舌)をコントロールできる力を養う、ということに重きを置いています。




小林星蘭さん、ナレーションうまいな~。
と思いながらテレビを見ていたところから浮かんだ思いでした。

長々と失礼いたしました。。。。。
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